|
|
 |

|

昨日の夜は何度か目が覚めるがその時は必ず寝汗がビッショリ。暑い上にあれだけ被って寝てたらね。携帯電話もせっかく頑張って少しずつ溜めた電池が、当然のごとくエンプティ。最初の電源オンすらも出来ない(汗)
しっかし本当にテントやられちゃうかと思いましたよ。

朝起きて外へ出てみると、とりあえず雨は降っていない、台風どうなったんだろう。…とその時、唯一残ってたもう一つのテントから男の人が出て来た……てっきりテントだけ置いて避難していたと思ってたのに、あなたも頑張ってたんだねえ。その人は一人用テントで狭そうだったんだけど昨日みたいな日はその方が良かったのかもね。私は4人用テントを1人で使ってました…その結果、風の抵抗が。
昨日の体験がよほど恐かったのか(笑)、ちょうど今日で旅行村に払ったお金の期間が切れる事もあり、これでテント生活を今日で終わらせる事にした。
テント生活も飽きてきたし(笑)、第一携帯電話の電波が入らないのがイタイ(この現代人が!)。
この後どうするか決まってないので、まずシャワーに入りその後荷物を整理してカバンに詰め込む。バイクのサドルバッグもずっとはずしてたので久々に装着。全ての準備が整ったら最後に例の忌わしきテントも折り畳む。台風のせいで地面に差してあった大きなクギみたいなのが結構抜けていた(汗)…ああ、色々な思い出になったテント……しまうのは簡単だね(笑)テントを袋に入れてこれで完了っと、ふとテントがあった所を見るとテントがあった部分だけ芝生が白っぽくなっている。3日間太陽に当たらなかったらこうなるのか。でもまあ、そこに私がいたという証拠である(数日したら消えるみたいだけど)。
そしてテントバッグをおばさんに渡して、挨拶しつつ青少年旅行村を後にする。こうして私のテント生活はひとまず終わった。さあ今日からはどうしようか。…雨もまた降って来た。
運良く小雨のまま、栗生から宮之浦まで出てくる。何だかんだ宮之浦まで来るとお昼間近なので「楓庵」というお店に入る。そこはソバが自慢らしくミニそばが付いた天丼セットを頼む事にした。ソバは…まあまあ、こんなものか。嫌いじゃないダシなのでOK。
と予定(?)もここまで。今までもそうだったけど今日は本ッ当に何も決まってない。未だ台風まっただ中の屋久島は、山はもちろん海も大荒れ、近付く事すら出来ない。
とりあえずは宮之浦近くの屋根のついた休憩所のような所で雨宿りをする事にした。そこで外をじっと見る…雨が横殴り、波は高波でザッパーンととても元気が良い。豪風雨。…今日は完全にツブれたな。
しばらくバイクと共に宮之浦港を見て黄昏れる。しばらくと言っても結構な時間だった気がする(汗)きのうもそうだったけどここまでヒドイとバイクで走る気がしない(^^;)黄昏れている間、昨日空っぽにしてしまった携帯電話の電力を復活させるべく延々と手動発電機のハンドルを回してました。少し電力が復活した携帯電話とシグマリオンでインターネットをしてみる。出来た〜〜!これでリアルタイム日記としてアップするつもりだったのに。すでに鹿児島の時点で電池切れっぽかったもんなあ。予定が狂いまくり(TT)大量消費しそうなネット接続は10分もしないウチに切断するのであった。
ゴー!ザザー!ザパ!(雨と風と波の音)
グルグルグルグルグルグルグルグルグルグルグルグルグルグル(発電機回す音)…
ゴー!ザザー!ザパ!(雨と風と波の音)
グルグルグルグルグルグルグルグルグルグルグルグルグルグル(発電機回す音)…
……このままで良いのだろうか?(^^;)
数十分回し続けて手もダルくなって来た時、ものすごく時間を無駄に使っている気がした。いくら自由だからと言っても1日中ここでグルグル回してても仕方が無い、というか勿体無い。台風と携帯電話に気をとられ過ぎていた私はどこか行く所は無いだろうかと悩んだ。
海も山も近付く事が出来ない。バイクでツーリングするも景色が台風で綺麗じゃない上に、大粒の雨の“攻撃”が半端じゃなく痛い。……やっぱりここに…いやいや!駄目だ!(笑)
そこで昨日ぽんたん館に行った時に取って来た紙を見る………「縄文じいさん」……そうか!ここに行こう。どこにも行く所も無いし、あの絵を描いている人の所に寄ってみよう。
私は早速バイクを走らせてその「縄文じいさん」(縄文じいさん自体がその人を表しているのかわからないけど)がいる一湊に向かうことにした。
途中、綺麗そうだったので立ち寄ってみた「布引の滝」。本州にも同じ名前の滝があるのでビックリした。名前をつけるのは人間なので名付けた人の感性が似てたのかなあ。
でもこの滝はちょっと回りが整備されすぎてて人工的な印象を受けました。いかにも観光地っぽい作りが屋久島に似合わず、さほど感動しませんでした。綺麗なのはスッゴク綺麗なんですけどね。屋久島にいるうちに私が欲張りになったのかも。
しかし、整備されない事を望む方が欲張りだなんて世も末か。
雨もやみ始めた頃、一湊にある「縄文じいさん」の住所に到着。…あのー。普通の民家なんですけど(^^;)気軽にって感じで紙に書いていたけどいいんですか?入って。
「すいませ〜ん」と中に声をかけると「は〜い」と男の人の声が。じいさんじゃなくて意外と若い?そう彼が縄文じいさんなのだ。「さあどうぞどうぞ」入ると中は民家なのでもちろん畳。だけど壁には彼が描いた屋久島の絵が展示してあった。「台風だから誰も来ないと思ってもう少ししたら外出しようと思ってたんで良かったです」……嬉しいけど複雑なコメント(笑)
縄文じいさんとは、縄文杉がおじいさんに見えた事から縄文杉に顔を描いて「縄文じいさん」としているわけだけど、それがそのままその人の通称みたいになったようだ。
絵を見せてもらいながら、経歴だとか絵を描く時の気持ちなど少々踏み込んだ所まで聞きながら色々と30分ばかり話をする。彼は超芸術家肌という訳では無いのだけれど、イラストレータではなくてあくまで画家なのである。そして売り切りの絵は描かない。以前に後悔したらしい。そんな彼は「仕事で描かせてもらう絵を、絵を描き始めた頃の楽しい気持ちで描くにはどうしたら良いか今は模索しています。」と言った。
画家の心の中には無い、割り切れない気持ちがそこには見え隠れしていた気がする。でもなんだかんだ言って現在は絵だけで食べていけてるのがスゴイと思う。
私も縄文じいさんのハガキ大の絵(もちろんレプリカです)を買った。30分の話を全部書くと多いのでこの辺で。
私も将来を心の中で勝手に約束しつつ、縄文じいさんと別れるのだった。

再び宮之浦まで戻ってきてしまった。時刻ももう夕方。結局、今日はほとんど何もせずに一日が過ぎようとしている。縄文じいさんと話が出来たのは収穫ですけど。
あ、そういえば…泊まる所が無い(汗)どうしよう。もう栗生のテントは嫌だ。今日テントたたんだばっかりだし、第一まだ台風の影響大なんですから。で、次に泊まるなら携帯の電波の入る宮之浦と決めていたので、宮之浦で今日の宿を探す。何か屋久島に来てからずっとテント生活だったので文明的な宿屋へ入っていくのがちょっぴり恐い(なんでやねん)。というよりも予約無しの「飛び込み」で入る事にドキドキ。
そんな中、恐る恐る八重岳という一件の民宿へ。「すいませ〜ん」呼んでも誰も出ないのでドキドキするがもう一度声をかける。するとオジサンが対応。どう見ても“普段は奥さんがキリモリしていて今は留守番中”のような接客、いいんだけど。「今日って部屋空いてます?」「…え〜っと……」ドキドキ。「別棟なら空いてますけど」との答えが。別棟って何の事かわからないけど、屋根がついた所で寝れるなら文句は言わん!(笑)早速、バイト?の女の人に案内してもらう。「一人じゃちょっと広いかも知れないですけど」と言われて案内された部屋を見ると…
マジ広い!畳だけで数えたら8畳だけど板のスペースもあるしロッジ風なので屋根がかなり高い。離れに風呂もあるし、部屋の中にはテレビもクーラーも付いている。天国じゃ〜〜〜〜〜!なんかランクアップした気分になった文明人の私。
ルンルン気分(死語)の私は、素泊まりでご飯が無いので夕食を買いに行く事にした。行く前にチラッと風呂を覗く。入ると鍵を締めるようになっていて一人限定でゆったり入れるお風呂。セルフだけどなにげに洗濯機まで置いてる。おお〜コインランドリーに行こうかと思っていたのでラッキーである。
屋久島内で「わいわいランド」と勢力を二分する「ヤクデン」というスーパーへ行く。買い物から帰ってみるとカップラーメンだの結局いつもの食事と変わらない(-
-;)屋久島での夕食は捨ててる私。
帰ってくると早速お風呂。あ〜やっぱりこうじゃなくっちゃね〜気持ち良い。続いて洗濯。Tシャツやタオルなど何日も放っておきたくなかったので洗濯出来てよかった。最後は夕食を食べながらテレビを見る。あ〜こういった普通の生活がなんて贅沢なんだろうと身にしみて思う。大阪での日常に感謝。さすがに屋久島ともなると地方局が無いのでチャンネル少ないなあなんてちょっと余裕が出来てくるが、このクーラーが効いた部屋に感謝しつつ台風の日は過ぎて行くのだった。
| 6日目(9月12日[金])の時系列順おこずかい帳 |
シャワー
|
100 |
| ENEOS@130×9.4L |
1,283 |
| 天丼(ミニそば)楓庵 |
900 |
| 雑費 |
4,788 |
| 縄文じいさん |
2,200 |
| 素泊(八重岳) |
4,200 |
| カップヌードルしお、パン、巻き寿司(ヤクデン) |
476 |
| 計 |
13,847 |
| |
(うち飲食2,183) |
|
|
 |